お墓じまい、高塔霊園樹木葬オリーブへの改葬。宮若市寺院墓地
ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。北九州・京築エリアにてお墓や石材に関するお仕事をさせていただいております、ひびき工房です。宮若市のお寺様墓地にてお墓じまい後、高塔霊園樹木葬オリーブへの改葬をお手伝いさせていただきました。
宮若市寺院墓地 お墓じまい・高塔霊園樹木葬オリーブへの改葬
当社ホームページをご覧になったお客様からお墓じまいをご相談いただきました。お墓を継ぐ方がいないため、お墓じまいをお考えでした。
今回のお墓は、当社から車で4,50分ほどの宮若市のお寺様にありました。特に指定の石材店がなかったので、いくつかの石材店に問い合わせている中、当社にもご連絡くださったそうです。
初めて伺う墓地でしたが、植木もきれいにされていて管理の行き届いた墓地でした。立派なお墓が建ち並んでいます。
ご相談いただいたお墓です。細かな加工も施された歴史を感じるお墓でした。ご自身達が入るお墓は別に確保されていて、こちらはご先祖様が安置されていました。今回はお墓じまいとともに永代供養ができれば一番いいとお考えだったので、高塔霊園の永代供養墓をご案内しました。
資料をご覧いただいたりして、海が見渡せる高塔霊園の環境などを気に入っていただき、永代供養墓に改葬する方向でお墓じまいをご依頼いただきました。その後、個別に埋葬するタイプの樹木墓オリーブをご覧になってとても気に入られたので、最終的にはこちらにご納骨となりました。
今回は閉眼供養はお客様の方で終えられていたので、当日はまずご遺骨の取り出しをして、解体工事に入ります。お墓の周りは比較的広かったのですが、お墓までの道が少し狭かったので、現地で石を小割にして搬出することにしました。
また今回はお骨の作業もご依頼いただいていましたので、取り出したご遺骨は一度持ち帰って作業を行いました。長い間お墓に安置されていたお骨壺には、中に水が入っていたり、汚れが付いていたりします。お骨を取り出して洗浄しきれいに乾燥させて、場合によっては粉骨をして、新しいお骨壺に入れ替えます。基本的には、改葬先にあわせての作業になります。
解体を進め、小割にした石を搬出していきます。今回のお墓は、解体を進めると木の根が出てきました。お墓の下は土のままになっているので、周りに木が生えている環境ではこうして中に根が伸びていることもあります。
土台の石やコンクリートなどをすべて取り外し、土の部分に砕石を敷きました。
ご住職様のご指示で、表面はモルタルで仕上げます。砕石を敷いた上にきれいに充填していきます。
表面をきれいにならして刷毛引きし、工事完了です。当日はご住職様にご確認いただいて、作業終了となりました。
お客様にはお写真をお送りして、工事完了をご報告しました。高塔霊園へのご納骨も無事に終えられて、「手際よくしていただいて助かりました」とおっしゃっていただきました。このたびは当社にお墓じまいをご用命いただきまして、ありがとうございました。また、お寺様にも大変お世話になり、改めてお礼申し上げます。
今回は、お墓じまいと永代供養先へのご納骨までトータルでお任せいただいた事例をご紹介いたしました。お墓じまいに関するお問合せでは、お見積りの段階で「手続きもお骨もどうしたらいいか分からない」「どこまでしてもらえるんでしょうか?」とお問い合わせをいただくことも多いです。「お墓じまい」と「永代供養」はセットになりますが、手続きにしてもお骨の取り扱いについてもそれぞれ別々に行うとなると手配も煩雑になりますので、すべて一括して依頼できるのはお客様にとってはとてもご安心いただけるのではないかと思います。これからも安心してお任せいただけるように、お客様のお悩みやお気持ちに寄り添ったお手伝いをさせていただきたいと思っております。